MUERA
沖縄の離島、石垣島で「エンパスさんがラクに生きれるヒーリングルーム」をやっています。
人との境界線があいまいで、近くに怒っている人がいると自分に関係なくても苦しくなってしまうエンパスやHSP体質。
身近な人の問題やネガティブな感情など、本来背負わなくても良いものを気づかないうちに背負ってしまって、人生がどんどん複雑になっていくというのが、感受性の高い方の抱えがちな悩みです。
私自身もエンパスですが、数年前まではその言葉も知らず、理由も分からないままに長年生きづらさを感じていました。
そもそも私が感情カウンセラーになったきっかけは、家族の中で絶えない子供たちのケンカや、それをみてイライラし始める夫の感情に、毎日たまらない気持ちになってしまうことでした。
感情のことをちゃんと学んで、自分の感情も家族の感情も適切に取り扱えるようになったら少しラクになれるかも、そう思って養成講座の受講を決めました。
そして半年の養成講座が終わる頃、なぜかあれほど頻繁だった家族内のケンカがあまりなくなっていました。
私自身が周囲の人の感情に振り回されることなく穏やかでいられるようになったことで、家族の状態までも変化したというのは、全く想定外の不思議な現象でした。
2016年より関東にて感情カウンセラーの活動を始めて、2016年の暮れに石垣島に家族で移住。
現在は石垣島にて電話でのカウンセリングを行うことが多いのですが、セッションで心の中に押し込めていた感情や自分の本音を口にされると、電話の向こうのクライアントさんの体がふわりとゆるむのが伝わってきます。
感情を我慢したり本音を隠し続けることは、体に無意識の緊張を蓄積してしまうのだな、と感じます。
「ただ誰かに話を聞いてほしい」
私自身十数年前に離婚を経験し、人生がもっともつらく苦しかったとき、自分の苦しい気持ちをただ聞いてくれる場所を探していました。
そしてそれが今の仕事につながっているように思います。
怒ってもいいし、憎んでもいいし、悲しければ思い切り泣いてもいい。
感情は小さな子どものように自由に感じることができれば、本来その都度ちゃんと浄化されるものです。
大人になるとなかなかそういう訳にもいかなくて、健康を害してしまうほどにストレスを溜めてしまうのですが、我慢している本当の気持ちを誰かに話すことができたら、それだけでも少しずつラクになっていきます。
「思い出すたびに辛い」過去の未解決の感情も、感情カウンセリングで本当に癒されるとただの記憶に変わります。
感情の抑圧がなくなって、子どものように自由に泣いたり笑ったりできる大人が少しずつでも増えたら、きっと今より平和で健やかな世の中になるのでは?そんな気持ちで日々活動しています。
*中級認定(非対面での「通常セッション」提供可)