SNS の苦手を克服する 

仕事の連絡に SNS を使うことが増えました。ダイレクトメッセージは、メールより簡単で使いやすい。

24 時間いつでも、簡単に連絡がとれます。年下の 20 代の人の中にはメールを使わない人がいます。便利なものへの移行は、さらに増えていきそうです。

私は SNS が苦手なために、人間関係やコミュニケーションにも影響が出ている、見つめることで改善できればいいと思いました。

SNS は連絡が簡単

私は SNS を使い、文字のやり取りだけで、スケジュールの連絡をすることがあります。

時間と場所を間違えては困る内容ですが、毎月のような頻度で行っている慣れたこと。考えることなく 1 度に書き、少し見直すだけで送ります。

その時は、場所を新しく変えることになったので、場所の連絡を済ませたあと、時間の連絡をしました。
長くない数行の内容。その時はうっかりして、少し時間を変えたことを忘れていました。

1 回のメッセージで済むことに、3 回ほどのやりとりを繰り返した。相手は慎重な方で、なにも言われませんでしたが、疲れさせた気がします。

意識することなく SNS を使っていますが、私は苦手意識があることを思う出来事になりました。

ツールは便利、人が使うもの

文字だけで、物事を伝えるのは難しいと思います。私は自分のコミュニケーションの傾向を見つめることにしました。

私の SNS について思い出していくと、複雑な思いが出てきます。

日常的に余裕がない時があります。そんな時には、SNS を見るのも答えるのも面倒に感じてしまいます。

人に積極的にオープンに関わっていこうというスタイルは、苦手なことを思い出しました。

メッセージの内容に、見たくない内容が来ているかもしれないと妄想することがあります。見るのが怖くなり、見ようとすることが止まります。実際に見れば、そんなことはないことばかりです。

私は SNS をマイペースで見るようにしています。

早く答えないと相手が心配するかもしれない、返信がゆっくりで、人に嫌われる心配はしませんが、ツールに人間が付いていけていないと感じました。

ソフトの操作は苦にしませんが、思いがいろいろとぶつかっているうち、返信が遅れたり、自分の発信した文章を見ると、ぶっきらぼうな言葉になることがあって、後悔する気持ちになります。

コミュニケーション全般に、止まり気味になることがあります。

SNS との関わり方は人間関係を映し出す

メッセージを見る時に「見るのが怖い」という想いを感じました。

胸の奥に、重いシコリのようなものがあります。

さらに「見るのが怖い」を感じていくと、「人と深く関わりたくない」という想いが出てきました。
誰というより、全ての人です。そこには、人から離れて、独りでいたい気持ちがあります。

そのうち、独りになる理由が出てきました。それは性格と呼べることに関わりがあります。
私は、人に言いたいことを言って、相手を傷つけたと感じることがあります。

人を傷つけないために、人から離れて距離をおこうとしていました。
話し出さないように口を塞いでいた。

それが人と関わりたくない、独りでいることが好きな理由だと思います。

SNS で、これまで気が付かないうちに、なにも考えずに文字を入れたり、疎遠になる様な態度をとることがあります。

返信は、ゆっくりになりがち。相手のメッセージを見られないことがあります、偏った態度で SNS に関わっていた、そんな自分を思い出しました。

人と関わらない気持ちが強いと、仕事が発展しにくくなります。

仕事の SNS 利用が増えて、人と関わる必要に迫られています。自分を変えていかないと、人を遠ざけたままになって、自分の望む方向に進みにくいのです。

思い切り人と関わり、オープンになろうとした時期がありました、今はまだ、独りになりたい方向にも引っ張られています。意識することで、改善できる点を見つけることにします。

自分の安定できるバランスをみつける

返信の速さを増す、礼儀正しさを身につけることを思いました。

連絡を取る方の中で、とても礼儀正しいと感じる方はいます。形から入っても、人に良い印象を与えると思います。

私がこれまで出来ていたと思うのは、仕事の電話です。

電話を使う時は、何時なら相手は電話に出てくれるだろうか? と思います。話の冒頭「今、よろしいですか?」と聞くことがあります。
「なんて話そうか?」自然に礼儀をわきまえることが多いですね。

それが SNS になると、速さ、礼儀も両方あった方が、よいということなのでしょう。速さは相手を安心させる、いつでも時間や気持ちに、ゆとりがあればできるのかもしれません。

SNS は大事ではない連絡をする方がいます。たくさん見ないといけない時、大事なもの、そうでない物、見分けないと、時間がいくらあっても足りません。

発信する場合、言葉を大事にしないと、トラブルを増やす危険があります。気持ちが落ち着いている時、文字のコミュニケーションの中に、礼儀を失わないように心掛けることはできると思いました。

返信が遅いと、嫌われるかもしれないと思う人はいるかもしれません。加減の問題だと思います。

まれにメッセージが届かないことがあります。SNS は少なめですが、目に写っても読まないことがあります。
SNS 以外では、知らないうちに電話の音を 0 にしていたこと、メールタイトルだけをみて、中身を読まずに、大事な連絡をスルーしたことがあります。

私は SNS で急ごうとすると、相手に「面倒」とはいえない気持ちが文字に乗る気がしました。自分で気が付かないうちに、相手の人を嫌っていると、誤解させる表現があると思いました。

相手を傷つけることは書かない、簡単なことですが、SNS のやりとりで、100%内容を伝えることや、全く誤解がないのは出来そうにないと思います。

自分の癒やされない部分、性格と思うほど、私のマイペースな態度は容易に変えられないと感じました。

直接会ったりする、頻繁に連絡を取り合う人なら、私の連絡は遅めですと言うことはできます。期限付き返信メールは来ますが、対処できないほどではありません。

SNS の対応に客観的になれた

日常的に使うことで、感じたり、考えたことはありませんでした。気が付いていなかった思いが、そのまま反映していたと思います。

いまだに私は多くの人に繋がることは、止め気味ですが、ほどよい距離感を探る機会にできたと思います、自分を見直す切っ掛けになりました。

自分中心に SNS をするだけだったところから、周りも大切にしようとする見方が取り入れられたと思います。

私の場合、パソコンで SNS を繋ぐことがほとんどです。自分のタイミングをとりやすいこと、見やすさが増して快適さが増すのが主な理由です。

スマートホンで常に反応していると、自分の時間を大切にできないと感じます。

必ずとは言えませんが、文字で連絡する時、下書きをすることが増えました。言葉を大事にすることが増えました。それだけでも、思いやりや、伝わりやすさが増すことが分かりました。

まとめ

○何のために SNS を使うのか再確認すると、自分に合ったコミュニケーションのあり方に見直しができる。

○文字のメッセージは、見直すことで書き直せる。人間関係を落ち着いたものにしやすい、知らない間に怒りや苛立ちは言葉に出ていることがある、気づいたら書き直す。

○SNS の使い方を確認するのは有意義。自分中心に偏ってないか?、いつでも反応して、自分がおろそかになってないか? 人に対してオープンでないとしても駄目なことではない。

 

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