仕事中に仕事をやっているフリをして感情を感じたら、休みたい時に会社を休めてその日を楽しめたよ

みなさん、こんにちは。後藤です。
みなさま休日はいかがお過ごしでしょうか?私は先月有給を取って旅行に行ってきました。いや〜めちゃくちゃ満たされましたね!!携帯の電波も届かないディープなスポットで、その場にいるだけでものすごく満たされます!!いや〜やはり旅行はいいですね!!
しかし昔の私は平日に有給を取るという考えもなく、有給をとっても仕事のことがふと頭をよぎり、休日なのだけど心休まらないどころか、何も感じない状態で淡々と何かをこなすかのように過ごしていました。
また、平日の午後に行きたいイベントがあって本当は休みたかったのですが・・・、そのイベント参加を諦めその日は出社したのですが・・・「今日おれ出社しなくてもよくね???」と思う日々を過ごしていました。
そんな私がどうやって会社を休みたい時に休めるようになったのか?こちらについて感情的な面から書いていこうと思います。
この記事の目次
会社の同期を見て感じた焦り
私が最初に入社した会社は従業員数が20,000人くらいいる会社でした。そのため同期もたくさんいて、休みの日は同期と遊んだり、いろんなところに出かけたりしました。当時私は同期と野球チームを作り、休みの日は他のチームと試合をするために日帰りや泊まりで遠征をしていました。
同期に対する劣等感を感じた出来事が起こったのは、休みの日の試合中に同期に工事業者さんから電話がかかってきた時です。そして試合そっちのけで30分くらい電話をしていました。
その同期は結構忙しい部署に在籍しているのに対し、私はそんなに忙しくない部署に在籍していました。それら2つの事実が引き金となり「自分がめちゃくちゃ仕事していない!!」という想いが出てきました。
「おれ野球なんでやっている場合じゃない!!」や「おれ何やっているのだろう・・・、やばい!!」など、全然頑張っていない自分に焦りや怖れなどの色々な感情が出てきたのでした・・・。
自分の感情を無視し続けたら・・・
というわけで、この出来事を境に「みんなが頑張っているのに、自分だけ休むわけにはいかない!!」「平日に有給を取ってしまったら、みんなから何言われるかわからない」「もっとやらなくては、もっとやらなくては」などの想いが出てくるようになりました。
しかしそれとは裏腹に、当時いた会社では年内に付与された有給は消化しないといけない状況でした。。そのため特に有給を取る前日の夜や、有給を取った日の朝は「本当に今日休んでしまっていいのだろうか・・・」という感情によく襲われました。
私はそんな感情を感じたくないので、休みの日はそれらの感情が出てきても感じないようにしたのです。そしてそのような状態で数年過ごしました。
それから数年後・・・、有給を取って旅行にいった際に気づいたのです。私全然楽しんでいないと・・・。旅行を楽しみのではなく、予定を淡々とこなすような感じでした・・・。そうまるでロボットのように・・・。これはヤバいと思い、早速感情を感じてみることにしました。
有給を取る日を決めて、感情を感じる!!
というわけで有給を取ることに対して出てくるネガティブな感情と向き合うと決めました。まず最初の手順ですが、「有給取る日を決める」のです!!・・・っムムと思うかもしてませんが、これがいいんです!!
有給を取る日を先に決めることで、休みことに対するいろんな感情が炙り出されます。私の場合は「ヤバイ、休む日の前日までに仕事が終わらない、納期に間に合わない・・・」「チームがこんなに忙しいのに自分は本当に休んでしまっていいのだろうか・・・」「仕事が終わらず休んでしまったら、後で怒られる・・・」「これ1から検討し直した方がいいけど、今からやって終わるのかな・・・?」などの感情が出てきました。
仕事をしながら、そんなやばい感情を感じる・・・。難しそうに感じるかもしれませんが、ちょっとしたコツがあるのでご安心あれ。
仕事をやっているフリをして感情を感じる。
ここで感情カウンセラーの後藤の登場です。私の過去のコラムでも書いているように、感情が出た時にその感情を感じず放置してしまうと、いろいろと大変です。とても大変です・・・。
というわけで仕事中に発生した感情を感じていくことはとても重要です。私がよくやった方法は、仕事をやっているフリをして感情を感じる手法です。具体的な方法ですが、PCで設備の検討をしている際に、「良いアイディアが出ないかなぁ〜」と天を仰ぐフリをして感情を感じました。「早く帰りたい・・・シクシク・・・」「さっきのミーティングが無駄に長い・・・イライラ・・・」「この人なんでこれを理解できないのか(怒)(怒)(怒)」などなど、いろいろな感情を感じました。時間にして3〜5分くらいです。このように少しの時間でも感情を感じることで、感情に振り回されたりすることが減ります。
「大の大人がそんなことして・・・」と思いますが、これと逆のことをやる、つまりは「仕事中に発生した感情を無視する」ことをやってしまうと正直危険です。私の場合ですが、どんなに寝ても疲れが取れなくない、怒り出したらその怒りが1日中続くなどの不具合が生じ、鬼のように仕事に集中できなくなりました。つまり感情は小まめに感じた方がいいのです。
感情を感じ続けたら、定時で上がったり、平日に有給を取ることへの罪悪感が減ったよ!!(マジです!!)
というわけで、仕事中に仕事をやっているフリをして感情を感じる日々を送りました。そして数日後・・・。平日の夜にとあるアーティストのライブに参戦するため、その日は定時に上がると事前に決めました。
しかし、その日はけっこうバタバタで大変な日でした。特に午後3時半くらいから「今日は本当に定時で上がってしまっていいのだろうか?」「定時に上がってしまって、自分がいなくなった後にトラブルが起きたらどうしよう・・・」とネガティブな感情が出てきました。しかしこの時も仕事をやっているフリをしながらや、そして忙しさMAXの時は仕事をしながらこれらの感情を感じました。
そして定時になりました!!・・・あれあれ、罪悪感がないよ!!
というわけで私は特に罪悪感や後ろ髪引かれる想いもすることなく定時で上がり、その日の夜のイズミカワソラさんのライブを楽しめたのでした♪
休みたい時に休むのが自分の人生を変えるきっかけ???
このようなことをいうと「そんな社会人でそんなことできるわけがない・・・」と思うのかもしれませんが・・・。結構できてしまうものです。私も社会人を14年やっていますが、休みたい時に休める回数が多いほど自分の裁量でかつ自分のペースで仕事ができ、そして自分のアイディアや能力を発揮しやすい状況を作れるような気がします。
・・・と言うのは簡単だろ!!と思っている方もいると思いますが・・・まずは自分の今感じている感情を感じてみませんか?「仕事をしないといけない、でも休みたい!!休みとってやりたいことがある!!でも、休んだら・・・ああっ・・・」そんな自分の本音に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
最初は怖いかもしれないけど、感情を感じた方がいい感じの人生になりますよ^^
考えるのではなく、感じましょう〜♪

感情カウンセラー/エンジニア
機械系の大学院卒業後、自動車メーカーで働いていました。
その時から怒りが溜まりに溜まり、とてもよくキレていました。
本当にキレまくっていたため本当にこれはヤバいと思い、感情のことを学び始めました。
感情のことを学んでからは、仕事も楽しく、人間関係も良くなり、転職の際は年収が100万程度上がるなど、いいことがたくさん起こりました。
というわけで感情をクリアにすることは良いことだと思い活動しています。