ワイン作りをしたい!でも失敗したくない!と感じる時の対処法
こんにちは、感情カウンセラーの山田純平です。
週末は楽しく農業に勤しんでいます。
土に触れ、野菜の成長をサポートするのは学びもあり、喜びや癒しにもなりますね♪
もう農業を始めて12年になりますが、最近は当初に考えていた「ワイン作り」の事を思い出しました。
とても元気な葡萄を育てることができれば、良いワインを作れると思っています!!単純ですかね。
赤ワイン用の葡萄はピノノワールとカベルネソービニオン、メルロー。
白ワインではシャルドネ、ソービニオンブラン、甲州が気になっています。
ワイン用の葡萄は春に苗木を植えるのが良いみたいです♪
今からテンションが上がります!!
どのくらい収穫できればワインが作れるのかは未知の世界ですが、100本くらい葡萄の木を育てれば数十本はワインを作れるのではないかと思っています。
でも、なぜ農業を始めてから12年も忘れていたのだろと不思議に思いました。
もっと早くから育てていればその分早くワインが作れますからね♪
今の畑は広い土地ではないので葡萄の苗木を植えるにも限界はありますが、土地は増やすことも可能なはず。
「なーんだ、どんどん畑を広げればいいじゃん♪」と想像した瞬間に、どっ!!と怖れが出てきました。
なぜ、楽しい事を考えているだけなのに怖れが出るのでしょうか?
この不一致な感情にとても興味が湧いてきました。
この記事の目次
楽しいことを考えているのに怖くなる
ワイン作りの事を調べているとどんどんと情報が入ってきて、ワインの葡萄を育てる事やワイン作りに関して現実感が出てきました。
「おっ、これはいけるかも!!」という感覚が徐々に上がってきて楽しくなってきたのですが、「このままでは実現してしまう。」という思いや感覚が出てきました。
どうやら、自分の思ったことが実現してしまうのが怖いようです。
頭では「そっちのほうが絶対にいいじゃん♪」と思っているのですが、心は少し違うようでした。
「まじか!!それ、やばくねぇ!?」という感じです。
何がやばいのか考えてみると、自分で自分の人生を思う通りにできてしまうのが怖いようです。
なんだか変な感じもしますが、「幸せすぎて怖い。」という感覚と似ている感じがします。
「やれば結果が出てしまう。思えばそれが実現してしまう。」そんな未来が怖い感じがします。
「まぁ、それが普通だよ。」という人からしたら別に大したことないではかもしれませんが、私は怖いですね、、
どんどんと繋がって、自分の描いた人生が現実化して、イメージがリアルになっていって、怖くなる、、
「おっと、やばいやばい!」となって自分で自分の未来にブレーキをかけてしまうように思います。
うまくいくのが怖いなんて変な感じですね。
今まではうまくいかない、ダメな状態が普通なのかもしれません。
うまくいく方がいいのにね♪
子供の頃からうまくいく事を抑えてしまっていた
そう言えば、子供の頃から「うまくいく」「一番になる」「目立つ」「評価される」」ような事は意識的にブロックしてたように思います。
小学2年生の習字の授業では、私の渾身の文字が先生にとても評価されました!!
先生は良かれと思い、みんなに「純平さんの字がとても上手なので、みなさんも参考にしてくださいね。」と言ってくれました。
でも、個人的には「おいおい、いきなり何をゆうねん?!?」という感じで慌ててしまいました。
自分でも丁寧に書けて良いと思っていた字ですが、褒められてみんなの注目を集める状況になると、とても恥ずかしいような怖いような気持ちになりました。
わちゃわちゃと取り乱した状態がしばらく続き、なんとか「普通です。」「大した事ないです。」と説明していました。
自分の思いとは不一致な言動でしたね。
考える前に言動は先に出てしまうのでどうしようもなかったのですが、心の奥では「何やってんだろう、俺」と思っていました。
自分の良さや才能が出ている状態が恥ずかしいのは不思議な感じがします。
今まで褒められてこなかっただけかもしれませんが、これは今の自分や自分の才能、能力を肯定できていないのだと思います。
自分で自分を承認できていないのは、なんか残念ですね、、
少しずつでも自分の良さを受け取って、承認していきたいと思います。
夢を描く怖れを感じてみる
今回はワイン作りの夢を実現させるために、情報収集してイメージを膨らましていた時に出た怖れを感じていきました。
出てきた怖れをひたすら感じていると、徐々に「ワイン作りがうまくいってもいいかな。」と思える感覚になってきました。
単に怖れが減っただけなのでしょうが、思考がスムースに働く感じがします。
そして、以前よりも夢(ワイン作り)により主体的に意識を向けやすくなっています。
よりリアルな情報を収集して、経験も積みたいと思えるようになってきました。
樽をどう調達しようか?
ひとまず醸造は依頼して任せるか?
など、どんどん楽しさが出てくるようになりました♪
やりたい事をやっているので、それが普通で自然なことなのかもしれないと感じてきました。
そう考えると、感情って思考や行動にとても影響を与えていると改めて思います。
自然な自分らしい言動を抑圧してしまっている感情。
「こんにゃろーー!!」と思いつつも、自分が昔から溜めたんだよなー、、と妙に納得してしまいました。
気づき
そう言えば、うまくいきそうになると怖くなって、無意識的に行動を止めるというパターンはよくやっていると思います。
どんどん自分の思った通りの現実になってくると自分が対応できる範疇を超えてしまい、コントロールが効かなくなる感じがしてしまいます。
だから、自分がどうにかなってしまう感じがして、怖さが出てきて、無意識的に自分にストップをかけてしまんだと思います。
未知のことへのチャレンジなのでやってみないと結果は分かりません。もちろん、コントロールできるかどうかも分かりません。
でも、何か想定外のことが起こったときの対応ができる余裕があれば、この怖れも減るように思います。
ある意味、怖れという感情が自分を「今」に留めてくれているのだと思います。
自然に備わっているセイフティー機能ですね。
今のまま変わらないでいたいのであれば、ありがたい機能です。
ただ、今から変化したい場合はとても厄介に感じます。
「怖れなんか出なくていいのに!!」と思いますが、うまく感情と付き合えると、このストッパー機能もうまく活用していけるのかもしれませんね。
止めたい時は怖れのままに、進みたい時はそれを受け流していけると、感情を使いこなしている感じがして、ちょっと格好いいと思います♪
楽しい感覚が増す
夢が実現しそうな怖れを感じたお陰で、少し夢をみることが楽に許容できてきました。
そうなると、夢に向かって進んでいくことを徐々に楽しめるようになってきました。
怖れはまだまだ出てきますが、徐々にその強さは減ってきています。
コツコツと感情のクリアリングをしていると、その分変化していけるので分かりやすいと思います。
いきなり大きく変わってしまうと自分の思考や心がついていけない感じもするので、一歩一歩進むのが結果的に一番安全で速いのかもしれませんね。
ワイン作りのイメージが進んだ
まだ思考レベルではありますが、ワイン作りも現実的に可能そうだと思えてきました。
土地があればワイン用の葡萄の苗木を植えて、成長に合わせたケアをして、収穫する。
ここまでは、土地が見つかればなんて事ないように感じます。(考えが甘いかなぁ、、)
後はケアにどれだけ時間と労力がかかるかですが、これから実践者に聞いてみようと思います。
経験しないと分からないことも多いですが、事前にネットで色々なことを調べられる世の中に感謝ですね。
心の中で「あざーーっす!」と言いたいです♪
まとめ
今回の怖れを感じてクリアリングしたことで、夢を実現するのも可能なんだな、という感覚が出てきました。
怖れはネガティブなものであまり好きではなかったですが、自分を制御してくれている側面もあるので助かる時もあります。
そう考えると、少し感情に感謝がでてきたと共にもっとうまく感情と付き合えると、もっと自分らしく生きれる感じがしました。
怖れが少なかったら、なんでもチャレンジし続けられるようにも思います。
これはこれで怖いですが、もっと感情と仲良く付き合っていくために、感情のクリアリングをコツコツ進めたいですね。
感情のクリアリング方法はトレーニングコースとして提供していますので、ご興味のある方がお気軽にご連絡いただければ嬉しいです。
感情と一緒に自分らしさの旅に出かけましょう♪
誰しも大人になって働き始めると責任や義務など「やるべき事」に追われて、上司や顧客の評価を求めてしまいます。
これは生きていくために有効かもしれませんが、自分をすり減らすことにもなります。
だから「毎日がつまらない。辛い。」と感じるようになっていくのでしょう。
そんな時に大事だと考えているのが、
「今の自分を大切にする。」在り方です。
子供の頃は好きなことを中心に生きていたはずなのに、誰しも大人になるとそれができなくなってしまうものです。
その主な要因として、
・小さな頃にやりたいことをさせてもらえなかった。などの「満たされなかった欲求」
・自由に遊んでいたら「うるさい。」と親に叱られた。というような「傷ついた経験」
などの「インナーチャイルド」が影響していると考えます。
子供の頃から自由に振る舞うことは、わがままや自分勝手で「ダメな事」として成長するのが一般的であるため、「素直な自分の感情や感覚を無意識に抑えてしまう。」のでしょう。
「辛くても、楽しくても、人生は一度きりのもの。」
周りの目や評価を気にしすぎないで、今から「自分らしく人生を楽しむメンタリティ」を一歩ずつ養っていきませんか。
気軽に心のもやもやを話すことで、少し心がすっきりして
「これからの人生を楽しもう!」という気持ちに近づけると思いますよ。