【体調不良で会社を休む罪悪感】仕事に支障がなくても出てくる罪悪感を軽くする方法 

こんにちは。感情カウンセラーの山田純平です。

過去に大阪でシステムエンジニアをしていた時はいつも忙しく、体調の良くない日が多くしんどいながらも仕事をしていました。

体調が悪いときは思考に影響が出るので困ったものです。

頑張って仕事をしても余計に疲労が積み重なってしまいますからね。

その日は朝から体が全体的に重く、頑張って仕事をしようか休もうか悩みました。

リモートワークなので通勤の負荷もなく、体調不良でもなんとか仕事ができてしまうのが厄介なところです。

ただ、仕事のスケジュールに余裕がある状況だったので休むことにしました。

といっても、スッキリ休む気分にはなれませんでした。

特に誰に迷惑をかける状況でもないので、何も問題はないはずです。

でも、心がもやもやしてスッキリしない感じでした。

その理由を探ってみると、「この程度の疲れで休んでいいのか?」という罪悪感が出てきて嫌な感じがしました。

疲れていても頑張ろうとしてしまうのは昭和生まれの性でしょうか。(笑)

今回はこの罪悪感を解消していきたいと思います。

会社を休むことへの罪悪感が出てくる

その日は朝から体が重く思考もあまり回らない感じでした。

1日中パソコン作業をしていると、それだけで体調不良になりやすい感じがします。

「無理して仕事をしても効率悪いしな。」と思いつつも、

「頑張れば仕事ができるな。」という発想も出てきました。

頑張ることを美徳とするサラリーマン根性はなかなか抜けないものです。(笑)

上司へ会社を休む連絡をしようとすると「こんな程度で休んでもいいのかな。」という罪悪感が出てきました。

胸のあたりに嫌ぁ~なモヤモヤ感が出てきて、少し苦しい感じがしました。

頭では「休んでも何も問題ない。」と分かっていても、この罪悪感は出てきます。

「上司になんて言われるかな。」
「詳しい症状とか聞かれたらどうしよう。」
「ずる休みと思われると嫌だな。」

という想いが頭をよぎります。

上司の評価や反応を気にしてしまい、自分のことを大切に出来ないのは少し残念ですね。

頑張らないとダメだ!という想い

そういえば、子供の頃からいつも頑張ることを求められていた気がします。

運動会でも勉強でも「頑張れ!」と応援されますからね。

日本人の特徴でしょうか。

頑張ることは素晴らしいと思いますが、親や先生、上司やリーダーに指示されても主体的になれずに辛いだけです。

常に頑張る自分を強要していたら、毎日大変ですからね。

頑張ることよりも楽しむことに価値を見出したいですね。

会社を休む罪悪感を感じていく

自宅で休みながら、上司へ会社を休むことを伝える時の罪悪感を感じていきました。

ゆっくり休めばいいのに!と思いつつ、がんばり屋さんなんですね、私。(笑)

感じていくと、とてもバツの悪い感じが胸のあたりに湧き上がってきます。

それを感じていくと、「休むと上司に伝えたら何て言われるかな。」という不安と怖れも出てきました。

怠けているとかサボっていると思われて怒られるのが怖い、嫌だ!という感覚です。

この怖れや傷つきたくない想いが罪悪感に繋がっているんですね。

出てきた怖れを感じていると、怒られるイメージが出てきて、どんどん怖れが強くなっていきました。

思っていたよりも怠けていると指摘される怖れが強いのでしょう。

感じることで、奥の方からそれが表面化してきた感じです。

なかなか不快な感覚ではありますが、この怖れをさらに感じていくことにしました。

だんだんと胸がぎゅーっと苦しくなってきましたが、粘って感じていくと軽くなっていき、そのうち怖れが出なくなっていきました。

感情を感じた後は水を飲んで感情を流して解消を終えました。

上司の評価が気になって怖い

今回の怖れの解消を終えて、罪悪感が出てきた事象を振り返ってみました。

感情の解消を終えた後、振り返ることで罪悪感の根っこを改善しやすくなるのでオススメです。

このような罪悪感が出なくなれば、今よりも気楽に休めますしね。(笑)

今回は仕事のスケジュールは問題ないのに休むことへの罪悪感が出てきましたが、この罪悪感に負けてしまうと体調が悪くても仕事を頑張ってしまう日々になってしまいます。

この罪悪感の原因を探っていくと、

「上司に怒られるのが怖い。」
「評価が下がると嫌。」
「怠けていると思われると傷つく。」

という想いがありました。

多かれ少なかれ一般的にありがちな内容かもしれません。

上司や周りの評価を気にしてしまい、問題ない状況でも休みづらい心理になっていたんですね。

しかも、昔は頑張って仕事をしていると評価されやすかったので、この心理が強化されてしまったのだと思います。

特に昔は頑張ること自体に価値を感じていた時代かもしれません。

この心理的な囚われから抜け出すことで客観的に状況を判断して、自分に優しく仕事をしたいですね。

相手の評価があまり気にならなくなってきた

今回の罪悪感の解消をしてから、上司の評価がどうでもいいように思えてきました。

怒られないように生きている心理に気づいたのが大きかったのかもしれません。

相手の反応を過剰に気にして生きるということは、相手の都合に合わせることになるので、どうしても生きづらくなってしまいます。

でも、実際にはそんなに気にしなくても問題ないことが多くあります。

ただ、心理的な抵抗感に流されてしまうと、問題ないことが「大きな問題」のように思えてしまいます。

実際に相手がどう考えているかは完璧には分かりませんが、ある程度の予測はつくものです。

それをもとに大丈夫と思う範囲で自分に優しい選択がしやすくなってきましたね。

今までは頑張りすぎてしまっていたのでしょう。

これからも感情をクリアリングしていくとともに、自分の幸せも大切にしたいですね。

まとめ

体調不良で会社を休もうとした時の罪悪感は誰でもあると思います。

気持ちよく休める人のほうが少ないでしょうね。

みなさん責任感が強いんだと思います。(笑)

でも、その裏には

「怒られないように。」
「評価に影響するかも。」

というような「傷つかないための心理」が働いていると思います。

このような心理になる原因として「インナーチャイルド」というトラウマがあります。

罪悪感を生み出すの根っこのようなものですね。

幼少期の心の傷が大人になっても残っていて、傷つかない選択を無意識的に選択してしまいます。

「自分の幸せよりも傷つかないほうがいい。」と無意識的に感じている人も多いかもしれませんね。

>>インナーチャイルドの詳細はこちらをご覧ください。

そこから出て、自分の幸せを大切にして生きると子供のような感性で大人を生きる感じになっていきます。

そう考えると、そんな大人は少数派でしょうね。

自分の幸せを大切にして生きる人を増やそうと思い、感情カウンセリングではこのトラウマに振り回されないようにするサポートを行っています。

私もそうでしたが、なかなか自分1人ではインナーチャイルドの囚われを改善するのは難しいと感じます。

日々、改善をしていますが私もまだ傷つかないための言動をしてしまう部分があります。

それくらいトラウマは根深くて厄介なんですね。

でも、これが解消されていけばストレスが少なく仕事をして、自分らしく人生を楽しめるようになっていきます。

相手の評価を気にしないで毎日を生きれるだけで、かなりストレスは減りますからね。

ストレスがある程度減ってくると、自然と人生を楽しんだり充実したものにしようという意識になってきます。

そう考えると、ネガティブな感情の反応は幸せな未来に変化するための良い気づきになります。

ネガティブな感情は嫌なものですが、少しでも自分の糧にしたいですね。

また、感情を生み出す原因となる「バーストラウマやインナーチャイルド」は誰にでもあるものなので、これらのトラウマに振り回されないためにも感情をクリアにして幸せな時間を増やしていきたいですね。

感情に振り回されないホウホウやインナーチャイルドについて詳しく知りたい方はメルマガでも紹介していますので、宜しければご登録いただけると嬉しいです。


メルマガ:感情に振り回されず、自分らしく人生を楽しむ5ステップ


 

上に戻る