【オンライン会議の遅刻】その時の罪悪感や怒られる怖れの対処方法
こんにちは。感情カウンセラーの山田純平です。
システムエンジニアもしているのですが、日々オンライン会議がたくさんやってきます。^_^;
1日の半分以上は会議の日もあるくらいです。
オンライン会議だと詰め込みで予定を入れられることも多いですね。
会議のはしごをすることもしばしば。
このように日々、たくさんの会議があるとうっかり忘れてしまうこともあります。
Outlookに登録されているスケジュールの会議通知頼み!みたいなところもありますね。
忘れた会議が同じプロジェクトの内部ミーティングならまだいいのですが、お客さんとの打ち合わせだとまずいこともあります。
こんなときに限ってZoomがうまく繋がらなかったりしますね。(笑)
個人的には焦っているときにソフトや機器の不備が起きやすい気がします。
ただ、遅れればその分、状況は悪くなっていきます。
オンラインだと相手の機嫌や雰囲気を察知しにくいので、大丈夫だと思っていると後でお叱りをいただくこともありますね。
今回は、お客さんとの打ち合わせをすっかり忘れていて、会議参加者からの催促メールで気づきました。
「やばっ!やってしまった!!」と思いつつもバタバタZoomのURLをクリックしたのですがバージョンアップが始まり、なかなか繋がせてもらえませんでした。
オンライン会議あるあるでしょうか。
失念した自分を責めてしまうことは誰にでもあると思いますが、こんなときは自己否定感が出やすいですね。
そして、「後から怒られると嫌だな。」という怖れも出てきました。
このような精神状態だと会議に参加しても、もちろんうまく話せません。
今後もオンライン会議を忘れる可能性はゼロとは言えないので、今回出てきた自己否定や感情をクリアリングしておこうと思います。
この記事の目次
会議を忘れてしまい、感情が不安定になる
会議を忘れてしまったときは「やばい!どうしよう!」という想いがどんどん大きくなっていきました。
「お客さんに何て説明しようかな。怒られると嫌だな。」と思いながら、バタバタとオンライン会議の接続準備をしていました。
結果的には特に何も言われなかったのですが、その時は人生における大きな失敗をしてしまったくらいのインパクトがありました。
焦らないほうがスムーズに会議参加できるのですが、そう簡単にはいきませんね。
会議の予定を忘れてしまった自分を責めてしまい、とても心が痛くなってきました。
「早く会議に参加しないといけない。」と考えるとさらに心が不安定になってきて、お客さんに怒られる怖れも激しく膨らんでいきました。
いつも無難に行動してしまう
振り返ると、何かミスや失敗をしたときは「怒られないようにどうするか?」という発想になってしまいがちでした。
誰でもそうなのかもしれませんが、怒られないために頑張るクセみたいなものが強かったのかもしれません。
実際には問題がないようなミスであっても必要以上に自分を責めてしまっていた気がします。
全くミスのない人生なんてありえないのですが、どこかでそれを求めている感じもしますね。
ミスしないことが最優先になってしまうと、無難な選択が増えて毎日がつまらなく辛いものになっていきます。
周りの目や自分の行動をいつも気にして生きてしまいますからね。
ミスしても「ただ、うまくいかなかっただけだね。」とフラットな心で生きれたらどんなに楽かと思います。
会議を忘れたときの自己否定や焦りを感じる
今回オンライン会議を忘れていて遅刻した件を振り返っていきました。
まずは感情などの心の反応を処理してから改善点を見つけるやり方です。
会議をすっかり忘れていたときのことを思い出しながら、そのときに出てきた怖れや焦り、自己否定などを感じていくことにしました。
実際には特に問題にならなかったのですが、そのときは焦りまくっていました。
その時の想いをじっくりと感じていると、「怒られたらどうしよう。。」という怖れがどんどん強くなってきました。
感情は感じるとどんどん湧き上がってくるんですね。
だから「感じたくない!」と思ってしまうのですが、それだと感情は溜まったままになり、感情的な反応は減っていかないと考えています。
この仕組を知ってから、嫌でも感情を感じるようしてきました。(笑)
感情を感じることは自分の心の平安のための先行投資みたいなものかもしれませんね。
なので、少し粘って怒られるのが怖いという感情を感じ続けていきました。
すると、胸のあたりがぎゅーっ!と苦しくなってきました。
とても嫌な感覚ですね。できれば感じたくないものです。
でも、今まで溜まってしまった感情があるので仕方がないと思いつつ、もう少し感じていきました。
怖れのボルテージは上がっていきますが、感じ続けているとふっと軽くなっていきました。
今回、感じられる感情を感じてクリアしたように思ったのでここで終了しました。
子どもの頃から怒られないように生きてきた
感情的な反応が落ち着くと冷静に状況を振り返りやすくなります。
感情のクリアリングの後、今回の件を振り返ってみるとあることに気づきました。
それは、子供の頃から親に怒られないように選択していたということです。
小学校の3、4年の頃からはその傾向がありましたね。
先生の言う事や親から指摘されないよう、あまりはしゃがずに行動していた感覚があります。
実際にはやりたいことだけやって過ごしていた小学生ではなかったですね。
子供の頃、はしゃぎすぎて親から怒られることで「もうそんな想いはしたくない!」と感じ、同じような事象が重なると怒られない生き方が習慣化されるのでしょう。
それがさらに強化されていき、ミスしない失敗しないことを大切にする自分を創ってしまうのかもしれません。
完璧主義の人は同じような経験が多いのかもしれませんね。
私もその傾向はあります。^_^;
子供の頃の心の傷はインナーチャイルドと呼ばれますが、傷つかないことを優先してしまうので生きづらさの原因だと考えています。
小さな頃はちょっとした嫌なことや傷ついた経験などは山ほどあると思いますが、今回はその一部を発見できてよかったのかもしれません。
感情のクリアリングからインナーチャイルドを発見して、過去に囚われた生きづらい習慣をコツコツ変えていきたいですね。
>>インナーチャイルドについての詳細はこちらをご覧ください。
失敗が少し受け入れやすくなった
今回の感情のクリアリングを終えて、失敗を少し受け入れやすくなった気がします。
失敗は嫌だけどなくすのも無理ですしね。
起こった事実として受け入れやすくなると、日々のストレスが少し軽くなった感じがします。
感情的な反応が減ると改善するポイントが見えやすくなります。
その分、現実的な対応は増える気もしますが、改善して楽に生きやすくなるのであればありですね。
こうやって少しずつ現実を変えていけるといいですね。
まとめ
今回はオンライン会議を忘れてしまったことから、怒られない生き方をしている気づきがありました。
会議を忘れたときはどうしようかと慌てましたが、感情のクリアリングをすることで失敗を受け入れやすくなってきました。
失敗は誰にでもあることですが、それを悪い結果として認識しすぎているのでしょうね。
問題がない失敗も結構あると思いますが、子供の頃からの経験の蓄積がそうさせてしまうのかもしれません。
それが改善されて、反応的に「失敗=やばい!」となることが減ると、冷静に対応しやすくなります。
客観的に改善点も見つけやすく、素直に言動を修正しやすいのではないかと思います。
遅刻から発生したありがちな感情の反応ですが、過去の心の傷が原因になっていることは多いと感じます。
そう考えると、自分の現実は自分の心や感情が創っていると言えるのかもしれません。
嫌なものを避けることも大事ですが、感情は感じてあげるほうが効果的だと思いますので、感情を悪者にしないであげたいですね。
感情を取り扱いやすくするクリアリングにご興味がある方はお気軽にご連絡いただければと思います。
感情が安定してくると人生が楽になってきますよ、きっと。
農家de感情カウンセラー 山田純平
誰しも大人になって働き始めると責任や義務など「やるべき事」に追われて、上司や顧客の評価を求めてしまいます。
これは生きていくために有効かもしれませんが、自分をすり減らすことにもなります。
だから「毎日がつまらない。辛い。」と感じるようになっていくのでしょう。
そんな時に大事だと考えているのが、
「今の自分を大切にする。」在り方です。
子供の頃は好きなことを中心に生きていたはずなのに、誰しも大人になるとそれができなくなってしまうものです。
その主な要因として、
・小さな頃にやりたいことをさせてもらえなかった。などの「満たされなかった欲求」
・自由に遊んでいたら「うるさい。」と親に叱られた。というような「傷ついた経験」
などの「インナーチャイルド」が影響していると考えます。
子供の頃から自由に振る舞うことは、わがままや自分勝手で「ダメな事」として成長するのが一般的であるため、「素直な自分の感情や感覚を無意識に抑えてしまう。」のでしょう。
「辛くても、楽しくても、人生は一度きりのもの。」
周りの目や評価を気にしすぎないで、今から「自分らしく人生を楽しむメンタリティ」を一歩ずつ養っていきませんか。
気軽に心のもやもやを話すことで、少し心がすっきりして
「これからの人生を楽しもう!」という気持ちに近づけると思いますよ。