プログラミングが苦手すぎる、、「できない否定感」からの解放
みなさん、こんにちは。
感情カウンセラーの山田純平です。
わたしはシステムエンジニアをしていますが、プログラミングの経験はほぼありません。
新入社員の頃からシステム設計を担当するという謎の教育でしたので。(笑)
プログラミングが分からない状態で設計をするのは結構無理がありましたが、なんとか慣れていった感じです。
そして、最近なぜかプログラミングの案件が来てしまいました。
プログラム言語の前提知識もないので一から学習する必要があり非効率なのですが、会社の都合もあるのでトライすることになりました。(というか、やらざるを得ないのですが、、)
実際にHTMLやCSS、JavaScriptを学習してみると、書いてある単語や文章の意味が全然分からない状態でした。
「これって、暗号にしか見えないけど、、」という感じで五里霧中の心境でしたね。
コツのようなものが分かれば理解が進むのかもしれませんが、個人で一から理解するにはハードルが高すぎます。
とはいえ、やるしかないのでコツコツ学習をしていましたが、どんどんと「できない自分」が膨らんでいき、そんな自分がダメな人のように思えてきました。
未経験だから仕方がないのでしょうが、ソフトウェア開発業界に携わっている年数からしたら、できて当然のように思えてしまいます。
でも、そうではないのが現実です。
今回も感情を起点に、この自己否定を減らそう思いクリアリングを始めました。
この記事の目次
プログラミングができない劣等感
プログラミングを学習している時は、全然理解が出来ずにどんどんダメ人間のように思えてきました。
「周りの人は当たり前にできるはずなのに、、」という劣等感出てきました。
ソフトウェア開発業界の開発メンバーであれば、ほぼ全員がプログラミングができるでしょう。
そして、「なぜこの業界に入ったんだろう。」という思いも頭をよぎってきました。
そういえば、就職活動では全くやる気がなく、なんとなくソフトウェア開発の会社に就職していました。
その時はまだ働く気持ちが整っていなかった気がします。(笑)
何も考えずに就職した感じなので、不得手なものを選んでしまったようです。
入社時点で相性に無理があったんですね、、
左脳的でロジカルな思考は超苦手なんですね。今更ですが。
だから、プログラミングが苦手なのも仕方がないのでしょうが、学習するたびに「できない自己否定」が膨らんできました。
入社3年目のトラウマがあった
そういえば、入社3年目の頃に1週間ほどプログラミングをしたことがありました。
その時は、データの集計処理をするバッチのプログラミングを担当していました。
テキストファイルに文字(プログラム)だけを打ち込み、それを実行することでデータを集計するのですが、プログラミング素人にはなんのこっちゃ分かりません。
「なぜ文字だけで処理が動くんだろう??」と不思議に思っていましたね。(笑)
そんなレベルでプログラミングをしていたので、数日でストレスがMAXになりました。
段々と後頭部の辺りが重い感じがしてきて「これはまずいかも、、」と感じましたね。
「このまま続けたら鬱になるのでは?」という不安を感じ、その後のプログラミングは断ったのを思い出しました。
自分の体のほうが大事ですからね。
代わりに設計をやるので特に問題はなかった状況です。
その時に「プログラミングは分からない。できない。」というトラウマが強くできたように感じました。
「あんな辛い経験はもう嫌だ!」という想いはあります。
過去の辛い経験を覚えておくことで、自己防衛をしているのだと思います。
そう考えると、人間って賢いですね。
できない!嫌だ!という感情を感じていく
まずは感情を感じてクリアにしないと、心の奥にある問題も見えにくいものです。
といっても、「できない!」という否定感を感じるのは心地よいものではありません。
だから、なかなかネガティブな感情を感じようとしないのでしょうね。
ただ、感情が邪魔して自分らしい言動をできなくしてしまいます。
今回の「できない」想いを改善するために、プログラミングの学習をしている時の「できない!」「嫌だ!」「ダメだ。。」という想いを感じていきました。
「できない」想いが出てくると自分がダメ人間のように感じがちなので、とても苦しいものです。
自分の価値がないように感じてしまうので、避けたくなるのは仕方がないと思います。
でも、この課題を改善するために、あえて「できない想い」を感じていきました。
しばらく感じていると、どんどん自分が小さな存在のように思えてきました。
「できない自分 = ダメな自分 = 価値がない = 役に立たない」
という発想になっていき、自分が全然自信がない存在に思えてきました。
そうなると、ダメ人間のようなネガティブな想いが強くなっていき、胸のあたりがさらにギューっと苦しくなってきました。
苦しくて辛い状態ですが、もうちょっと頑張って「できない想い」を感じていきました。
息が苦しくなってきましたが、粘って感じているとちょっとずつ軽くなっていき、除々に辛さが抜けていきました。
子供の頃から、うまくいかない時はパニックになっていた
今回の解消を終えて振り返ってみると、子供の頃から分からないことやできないことがあると、イライラしてパニック気味になっていた気がします。
「できない自分」を受け止めきれない感じがします。
子供の頃はメンタルが繊細な時期なので、望まない結果に対峙するだけの耐性がなかったのでしょうね。
だから「できないけど、ちゃんとやらないと!」みたいな想いが出るのも仕方がないのですが、結構なストレスだったと思います。
子供の頃は優等生キャラだったので「ちゃんとやらないと!」という思考も、自分を板挟みにして苦しめていたと感じます。
その頃の癖や習慣が今も根強く残っているのでしょう。
出来なくても仕方がない感覚がアップ!!
「できない想い」を感じてクリアリングした後は、「時間がかかっても仕方がないかな。」という感覚が芽生えてきました。
どちらにせよ、やらないとけないですからね。
今までは、早く作業して仕事を終えたい気持ちが強かったのかもしれません。
また、焦ってもプログラミングの時間がかかるだけなので、どこか諦めのような感覚もあります。
今回はプログラミング作業に対して心理的な距離感を取りやすくなった感じがあり、どこか他人事のような感覚が出てきました。
感情の滞りをクリアリングすると、無理な抵抗が減っていくのでしょうか。
感情のクリアリングの面白いところでもあります。
楽な気持ちで作業しやすくなった
うまくいかないことは多いのですが、淡々とプログラミング作業をしやすくなってきました。
スムーズにいかなくてもできることを探して、「やれることをコツコツやっていこう。」という心持ちになってきましたね。
「うまくいかないなぁ、、」と思いつつも、前に進める感じです。
うまくいかないストレスは感じますが、できない自分との距離感が取れている気がします。
実際に思考が混乱する度合いが減っているので、作業も進みやすくなり、疲労感も軽くなりました。
とはいえ、劇的にプログラミングが進むわけではないですが、楽な気持ちで作業がしやすくなってきましたね。
まとめ
プログラミングの苦手意識を感じていくと、入社3年目のトラウマが大きく影響していた感じがしました。
当時としてはかなり辛い経験だったのだと思います。
もう二度と同じような経験は嫌ですね。(笑)
過去の嫌な経験と同じような出来事を避けるため、無意識にプログラミングは苦手なものとして避けてしまっていたのでしょう。
でも、そのことを流さずに思い返した感じていくことで、現在のプログラミングのストレスが減りました。
ということは、他にも苦手と感じていたり、嫌だったりすることは過去の同様な経験を避けるためかもしれませんね。
日常的に出てくる感情は色々なことを教えてくれると思います。
これからも感情のクリアリングで、仕事のストレスを減らしていきたいですね。
誰しも大人になって働き始めると責任や義務など「やるべき事」に追われて、上司や顧客の評価を求めてしまいます。
これは生きていくために有効かもしれませんが、自分をすり減らすことにもなります。
だから「毎日がつまらない。辛い。」と感じるようになっていくのでしょう。
そんな時に大事だと考えているのが、
「今の自分を大切にする。」在り方です。
子供の頃は好きなことを中心に生きていたはずなのに、誰しも大人になるとそれができなくなってしまうものです。
その主な要因として、
・小さな頃にやりたいことをさせてもらえなかった。などの「満たされなかった欲求」
・自由に遊んでいたら「うるさい。」と親に叱られた。というような「傷ついた経験」
などの「インナーチャイルド」が影響していると考えます。
子供の頃から自由に振る舞うことは、わがままや自分勝手で「ダメな事」として成長するのが一般的であるため、「素直な自分の感情や感覚を無意識に抑えてしまう。」のでしょう。
「辛くても、楽しくても、人生は一度きりのもの。」
周りの目や評価を気にしすぎないで、今から「自分らしく人生を楽しむメンタリティ」を一歩ずつ養っていきませんか。
気軽に心のもやもやを話すことで、少し心がすっきりして
「これからの人生を楽しもう!」という気持ちに近づけると思いますよ。